福島県に水揚げされるズワイガニのほとんどは、相馬原釜の沖合底びき網によるものです。平成22年漁期の原釜の漁獲量、金額は155トン、141百万円でした。震災以降、操業自粛で水揚げはありませんでしたが、平成25年1月から試験操業が開始しました。漁獲量は1.5~10.4トン、漁獲金額は3~17百万円(H25~29年は相対取引のため、漁獲金額データなし)で推移しています。令和3年は漁獲量、漁獲金額ともに震災以降、最も高くなりました。
品目分野 | エビ・カニ |
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分布・移動 | 犬吠埼以北の太平洋岸、日本海、オホーツク海、ベーリング海、アラスカ沿岸に分布します。太平洋北部では水深150~750mに分布し、主な漁場は茨城~金華山沖の水深400~500mです。 |
食性 | 不明です。他海域では甲殻類、魚類、イカ類、多毛類等底生生物主体です。 |
年齢・成長 成熟・産卵 | 年齢は不明です。甲幅約20mmの個体が漁獲対象となる(オス:甲幅80mm以上、メス:腹節に卵を持つ)までに、オスでは5~6年、メスでは4~5年かかると推測されます。 |
漁獲日
2023-01-18
操業海域
相双地区/南相馬
検査日
2023-01-18
検査結果
下限値・誤差
Cs134+137
< 12.446
不検出
海産魚
イカ・タコ
エビ・カニ
貝類