福島県では昭和49年から漁獲され始め、昭和53年以降、本種を対象とする船びき網漁業が本格的に行われ漁獲量が増加しました。昭和62年には11,368トンの漁獲がありましたが、漁獲量は安定していません。オキアミは主に釣りのこませ、養殖魚の餌料として利用されますが、漁獲量は海況、単価、買付け業者の在庫状況、オキアミ以外の漁獲対象種(コウナゴ等)の状況に左右されます。試験操業においては本種を対象とした操業は行われていませんでした。 平均単価は、平成13年以降30円/kg前後でしたが、令和4年漁期の岩手県・宮城県では80~130円/kgと高値で推移しています。
品目分野 | エビ・カニ |
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分布・移動 | 日本海及び駿河湾以北の北西太平洋海域に広く分布しています。 |
食性 | 季節によって異なりますが珪藻、カイアシ類等の動植物プランクトンを主に摂食します。 |
年齢・成長 成熟・産卵 | 本種の寿命は1年と考えられています。体長約18mmで成熟し、主産卵期は3~5月です。 |
海産魚
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貝類