ヤナギダコは主に底びき網業(沖合底びき網漁業、小型機船底びき網漁業)により漁獲されます。 震災前5カ年の漁獲量は1,281~2,212トン漁獲金額は368~633百万円でした。 震災後は平成24年から漁獲され、令和3年の漁獲量は353トン、漁獲金額は105百万円で、それそれ震災前(平成27年)のそれぞれ20%、28%程度でした。平均単価は震災前と同様に推移しており、月別でみると漁獲量の減少する7~8月に高値になる傾向となっています。
品目分野 | イカ・タコ |
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分布・移動 | 水深50~500mに分布します。1~6月は100m以浅へ分布を拡大しまが、9~12月は100m以深が分布の中心となります。 |
食性 | 胃内容物は魚類、甲殻類、貝類、頭足類が 主体です。 |
年齢・成長 成熟・産卵 | 年齢は不明ですが、いわき丸のトロール調査で毎年採集される数g~数10gの小型群は、翌年1・2月には0.1~0.4kg、5.6月には0.2~0.6kg、7.8月には0.2~0.8kg、9,10月には0.3~1.0kgまで成長すると考えられます。小名浜魚市場(底びき網)の水揚げ物組成から、3月頃から成長の良いものから順次漁獲加入し(0.2~0.5kg)、9月以降完全加入になると推定されます。 |
漁獲日
2024-11-20
操業海域
いわき地区/新舞子沖
検査日
2024-11-20
検査結果
下限値・誤差
Cs134+137
< 12.439
不検出
海産魚
イカ・タコ
エビ・カニ
貝類