主に底びき網漁業や固定式さし網漁業によって漁獲されています。震災前の漁獲量は300~400トン前後で推移していました。震災後は平成25年から操業が再開され、近年は年間100トンを超える量となっています。令和3年の漁獲量は約358トン、金額は約91百万円でした。平均単価は、漁獲量が少ない11~2月に高く漁獲量が多い3~6月に低い傾向があります。震災以降は操業海域が福島県沖のみであるにも関わらず、漁獲量は震災前年(H22年)を超えています。
品目分野 | 海産魚 |
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分布・移動 | 福島県沖では主に水深50~200mに分布し、産卵期に水深30m付近まで接岸します。 |
食性 | 魚類・頭足類 |
年齢・成長 成熟・産卵 | 雄が全長43cm、雌が68cm前後で成熟し、福島県沖では4~6月頃に産卵すると推定されます。1.5歳で全長25~29cm、2.5歳で45cm前後と推定されます。雌は100cmを超えますが、雄は最大で70cm程度です。 |
漁獲日
2024-11-20
操業海域
いわき地区/新舞子沖
検査日
2024-11-20
検査結果
下限値・誤差
Cs134+137
< 12.484
不検出
海産魚
イカ・タコ
エビ・カニ
貝類