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アオメエソは相双、いわき地区のそれぞれで水揚げされます。県全体でみると、平成12年以降震災前まで、漁獲量は160~590トン、漁獲金額は120~250百万円で推移していました。震災後、平成24年より水揚げが再開され、令和3年は96トン(震災前年比61%)、51百万円(37%)でした。単価は震災前より低めの傾向が続いています。本種は来遊資源であり、その年の来遊状況により水揚げ量が大きく変動します。
| 品目分野 | 海産魚 |
|---|---|
| 分布・移動 | 0歳魚は水深150~450mの広範囲に分布しますが、成長に伴い水温の高い水深150~250mに移動します。この群は来遊翌年の秋以降漁獲されなくなることから、本県海域を索餌場として利用していると考えられます。 |
| 食性 | 胃内容物はオキアミ類主体で、端脚類、小型の魚類も混じります。 |
| 年齢・成長 成熟・産卵 | 産卵期は2~7月と推測されていますが、産卵場、成熟年齢等は不明です。また、本県では成熟個体は確認されていません。常磐海域で漁獲されるアオメエソ属は日本の南西海域で産卵し、仔魚は黒潮により輸送されているとみられています。本県沿岸には1月頃に生後150日程度、全長8cm前後で来遊します。6月に全長10cm程度で1歳魚、翌年6月に全長14cm程度で2歳魚となり、その後漁場から散逸します。 |
| 漁獲日 | 操業海域 | 検査日 | 検査結果 | |
|---|---|---|---|---|
| 下限値・誤差 | Cs134+137 | |||
| 2025-12-08 | 相双地区/南相馬 | 2025-12-08 | < 12.479 | 不検出 |
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